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めモらンだム・ヤード

自分用のアプリ設定やスクリプト類の備忘録・覚え書き(Memorandum) / 作った物のライセンスはCC BY-NC-SAで。 / 内容が古いまま、間違ったまま、書いている途中、途中で放置など、手入れはあまり行き届いていない庭 / 対象の仕様変更で動かなくなったもの多々。WorkFlowy向けは全滅したので削除 / 製作物のインストール及び使用は各自の責任で。使用によって、利用者および第三者に損害が発生したとしても、当方は一切責任を負いかねます

2024-09-22 (azooKeyでテンキー・フリック入力を旧ATOKに寄せ、エルゴノミックにする)

7年前にiOSに対して疑問に思って書いた事が、iOS 18になって漸く解決されたようだ。




さて、古いATOKを使っていると、時々入力時の反応が遅くなったり、酷い時はATOKが落ちて代わりに標準のキーボードが表示されてしまうことがあり、とても鬱陶しい。

未だにiPhone 13 Proを使っているからか?それとも、更新されなくなった古いATOKを使い続けているからか?

azooKeyのカスタムタブを弄って旧ATOKに寄せてみた。

参考:


英字のテンキー入力で、未確定文字の有無によりキーボード配列が変化する部分も模倣

英字も数字もテンキー入力派なので、この部分は他の人のやり方をコピーできない。

ATOKのフリック英字入力の挙動は

未入力時や未確定文字が入力されていない時は、左下は「()'"」、右下は「改行」。

何か文字を入力して、それが未確定状態の時は、左下は「a/A」、右下は「確定」に変わる。

「a/A」で入力した小文字を大文字に変換。

さらに文字を追加して「確定」。

入力した文字が確定され、左下は「()'"」、右下は「改行」に戻る。


実装方法

カスタム タブは、「あ」「A」「A裏」「1」の4つを作った。

それぞれは、

  • かな入力の「あ」
  • 英字入力で、未入力時や未確定文字が入力されていないとき用の「A」
  • 英字入力で、未確定文字が存在するとき用の「A裏」
  • 数字・記号入力用の「1 」

の4つに分かれている。


カスタム タブ「A」の文字キーの内、「a」〜「z」はアクションで

  • 文字を入力
  • 「A裏」タブへの移動

を実行している。


カスタム タブ「A裏」の「確定」ボタンはアクションで

  • 確定
  • 「A」タブへの移動

を実行している。


これによりATOKを模したazooKeyの動きは

未入力時や未確定文字が入力されていない時は、左下は「()'"」、右下は「改行」。

何か文字を入力して、それが未確定状態の時は、左下は「a/A」、右下は「確定」に変わる。

「a/A」で入力した小文字を大文字に変換。

さらに文字を追加して「確定」。

入力した文字が確定され、左下は「()'"」、右下は「改行」に戻る。

残念なことに、BSキーで未確定文字を全て消した場合はカスタムタブ「A」に自動的に戻らない。
その場合は「確定」キーで手動で戻してやる。


その他追加した旧ATOKには無い機能

上で挙げたサイトを参考に、

  • 長押しで英大文字に
  • 長押しで濁点・半濁点に
  • TAB文字の入力
  • スペースの下フリックで「っ」入力
  • カーソルキーのフリックで句読点やスペース、カンマ、ピリオド、改行に移動
  • クリップボードの張り付け
  • クリップボード履歴の呼び出し
  • カーソルバーの表示

も追加した。

azooKeyの設定の呼び出しは、ショートカットでURLスキームを使って azooKeyアプリを起動している。(ショートカットの「アプリを開く」アクションはアプリが開いてもすぐには止まらないため、それは使わずにURLスキームで開いている)


片手入力で親指の届く範囲は限られているので、配列をエルゴノミックに変形

格子配列で無理に指を伸ばして使っていると、また腱鞘炎やバネ指になってしまう恐れがある。
人間が機械に合わすのではなく、機械が人間に合わしてくれないと。

設定

実際の表示のされ方

できれば段だけでなく行もずらしたい。上2行は右に1/2〜1/3キー分ずらしたいが、キーの形が四角限定ではそれは無理だろう。

ダウンロード

azooKeyカスタムタブファイル

https://www.icloud.com/shortcuts/e277c39910ec4ce8af56a1bce0bd5bc9

ショートカットを起動して保存先フォルダを選択すると、そのフォルダに

の4つのファイルが保存される。

azooKeyを開き、「拡張」タブ→カスタムタブの管理→読み込む(iCloudから読み込む)→保存、の順で4つとも読み込む。

キーボードからazooKeyアプリを開くの利用しているショートカット

OpenURL
https://www.icloud.com/shortcuts/93877a80928d4e2e8e982d3c48147c56


今後の改良

かな入力、英字入力、数字・記号入力の全てで、未確定文字がある場合は右矢印キーが「次候補」キーに変わる様にする。


iPhone 13 Proでも文字入力以外では困っていない。azooKeyで文字入力の問題が解消されたなら、円安で高いiPhone 16に買い替える必要は無くなる。
そうなれば買い替えは、Apple Intelligenceが日本語に対応する来年、Apple Intelligenceのためにも実装メモリーが増えると噂されているiPhone 17まで待てば良いだろう。


続き


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