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Draftsを使って日誌などを書いていると、毎日、一連の限られたタグでのみタグ付けしていることに気付く。
iPadだと、タグ付け時に、最近使ったタグが下の方に表示される。そこのタグをタップするだけ。それは便利だが、絶対に使うが最近使っていないタグは表示されない。
またiPone上では、最近使ったタグ達が表示もされない。
この問題を解消するために、アクション「Update tags…」(Processingグループの中)が存在する。よく使うタグを事前定義しておく事ができる。そして、そこから幾つかをセレクトしDraftに割り当てることができる。
しかし、事前定義タグ達を自分の用途に合わせるために、そのアクション内のScriptアクションステップを書き換えなければならない。
これは手間だし、Drafts Proをサブスクしていないとやれない。
それで、私は「Update tags…」を改造した。
事前定義タグをiCloudに保存するようにスクリプトを変えて、Scriptアクションステップの書き換えを不要にした。
また、「Update tags…」は事前定義タグと現在開いているDraftにタグ付けされたタグのみをリストアップする。
改造して作ったこのアクションでは、これらのタグのみならず、最近使ったタグもリストアップするようにした。
作ったアクションは、アクション・ディレクトリに公開した。
Update tags w/ predef tags stored in iCloud
https://actions.getdrafts.com/a/11E
利用例
このタグ付けされていないdraftにおいて、このアクションを起動する。
初めてこのアクションを起動したときは、事前定義タグは一つも存在しない。
「tag1」と「tag2」をOtherテキストエリア達に入力して、「Update」ボタンをタップする。
「tag1」と「tag2」がこのdraftに割り当てられた。
再度このアクションを起動する。
このdraftには「tag1」と「tag2」のタグ達が割り当てられてられたので、上の方にそのことが表示されている。
「→Manage predefined tag mode」ボタンをタップする。
Manage predefined tags modeに変わった。
事前定義タグはまだ一つも登録されていないので、スイッチが入ったタグは一つも無い。
「tag1」と新たに「tag3」を事前定義タグに追加することにする。
「tag1」のスイッチをオンし、Otherテキストエリアに「tag3」を入力して、「Save」ボタンをタップする。
再度このアクションを起動する。
このdraftには「tag1」と「tag2」が割り当てられているので、それらにチェックマークが付いている。
「tag1」と「tag3」が事前定義タグ達としてiCloudに保存されている一方で、「tag3」はこのdraftに割り当てられていないので、「tag3」にはチェックマークが付いていない。
次に、この新しいタグ付けされていないdraftにタグ付けしてみる。
再度このアクションを起動する。
「tag1」「tag3」は事前定義タグとしてiCloudに保存されているタグ達だ。「はてな」は最近使われたタグ。