2020-10-10
最近Evernoteの料金プランをベーシックに戻したことも関係あるかもしれないが、
iOS/iPadOS用Evernoteアプリ バージョン 10に、共有シート経由
- 写真アプリから写真を送る
- スキャナーアプリからスキャンした書類のイメージを送る
- PDFをファイルアプリから送る
等をしても、結果がEvernote上になかなか表示されない。
共有シートからEvernoteに送ると次のようなダイアログボックスが表示されるが、
夜に共有シートから送って、翌日Evernoteを開けてみたら無事に表示されたが、「作成日」が送った時刻の9時間後になっていた。9時間どこを彷徨っていた?サーバーの受け付けキューに9時間並んで待っていた?
また、Webページを保存するとき、SafariでそのWebサイトにサインインしてからEvernoteに送っているのに、サインイン前の状態のページしか取り込まれない。
iOS14になってデフォルトのブラウザAppを変更できるようになった影響で、Evernoteは必ずしも「Safari Webページ」を受け取れる訳ではなくなったから、代わりにURLを受け取るように変更したのじゃないか?と推測してみる。
そしてEvernoteのサーバー側でそのURL先をWebキャプチャー(100%そうだとは言い切れなさそう)。だから新聞社のサイトのように「ここから先は有料会員のみ。ログインして下さい」といったページは、たとえログインしていても、無料で読める範囲しかキャプチャーされない。だってEvernoteはそのサイトのログインIDやパスワードを知らないのだから。
他社ブラウザだと、このようなiOSとの密接な連携を前提とした動作に支障がでるだろうことを予測して、意地でもSafariを使い続けてきたのに、Safariまで影響が出てしまうとは。
「既定ブラウザの変更」を可能にするにしても、「Safari Webページ」の受け渡しを含めた深いレベルでの連携まで考慮した上でやってくれないと。
仕方ないので、簡単なショートカットを作って、当面は、これでしのぐことにした。
共有シートから、Evernoteアプリの代わりにこのショートカットを選ぶ。
しかし、これで必ずしも全ての受け渡しが上手くいくようになるわけではない。
画像ファイルなどはすぐにアップロードされるが、SafariからWebページを送っても、以前のようにサイトにログイン後のページデータは送られるが、レイアウトが崩れまくる。
App Storeのレビューを読むと、料金プランがプレミアムであっても同じような状況らしい。
根本的に問題が解決するのはかなり先かな?
2020-10-14
共有シートからEvernoteボタンをタップしてのクリップが、4日前と違って一瞬で完了するようになった。
アプリアップデート直後は、サーバーへのリクエストが集中して処理順番待ちが長かったのだろう。
Webクリップは、やはりログイン前の状態のモノしか無理のようだ。
ただ、LAN上のローカルIPアドレスなページが、ログイン前の状態ながらクリップされた。そうなると、100%サーバー側でクリップしている訳ではないのか?
このショートカットを使ってWebページを取り込んでも、レイアウトは崩れ、ページによっては画像はほとんど表示されない。
Evernoteがこのままの仕様でヨシとするのか、あるいは修正するのか?
Keep itというアプリは、TweetもクリップできるほどWebクリップ機能は強力だった。
しかし、
- OCRが残念なことに対日本語だと横書きしか認識しなかった。
- データがiCloudに保存されるので、iCloudの容量アップも必要になる。
- サブスクが切れるとデータエクスポート以外の操作ができなくなる。(データはiCloud上にあるから、それをさわることもできる)
- よくアプリが落ちる。
なので、結局使わなくなった。