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めモらンだム・ヤード

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Webページのハイライトした箇所をLogseq貼り付け用テキストに変換するiOS/iPadOSショートカット

作成: 2022-06-09
最終更新: 2022-07-05

前回、LogseqでWebページのブックマーク管理ができるiOS/iPadOSショートカットを作ったので、次にWebページの選択テキストの引用ができるものを作ってみる。(前回が参照だったので、今回は引用。)

他のOSのことは知らないが、iOS/iPadOSなら以前書いたように、選択する箇所が一箇所だけだったらDraftsアプリのWebキャプチャ機能がお手軽すぎる。

しかし、引用したい箇所は一箇所とは限らない。「kindleハイライト」のように複数のハイライト箇所の引用ができるものにした。


使い方

Safariでテキストを選択して共有メニューから「ハイライト」ショートカットを起動。

色を選択する。(ショートカット「ハイライト 1」の場合)

色を選択する。(ショートカット「ハイライト 2」の場合)

「WebページでJavascriptを実行」アクションを使っているので、初回は確認メッセージが表示される。

ハイライトされた。

同様に何箇所かをハイライトさせる。

共有シートから「ハイライトからLogseq引用テキスト作成」ショートカットを起動。

この内容がクリップボードにコピーされる。

Logseqに貼り付けるとこんな感じに。
同じ色でハイライトしたところがグループ化されている。

※当サイトに当サイトのページのスクリーンショットを載せると同化してしまって分かりづらいので、使用例では苦肉の策で配色を変更するためにsmortを通しているが、通常はそんなことをする必要はない。


ショートカット





参考資料


技術的事項メモ

  • Webページにハイライトする部分はObsidianにもプラグインがあるSmort.ioサービスを以前のように使おうとしたが、いつの間にかバージョンアップしていて仕様が変わってしまい使えそうにない1
    仕方がないので、ショートカットでハイライトする方法にした。
  • 「WebページでJavascriptを実行」アクションでは、テキスト選択した箇所をhighlight1~4クラス属性が付加された<span>要素に格納されたテキストコンテントに置き換える。
    これが、
    このように置き換わる。
  • vCard(連絡先型データ)を使ったメニューの場合、「highlight1」などとクラス名が書かれた部分のデータは連絡先型データの「会社」(ORG)属性として取得できる。
    一番下の「連絡先から選択」のアクションの本来の用途は連絡先の選択。しかし、実際の連絡先は渡さず、代わりに連絡先型のデータの形に整えた色選択のメニューデータを渡している。

    なので、本来だったら名前が表示される場所に色名(赤~青)、
    本来だったら会社名が表示される場所にクラス名(highlight1~4)が表示される。
  • ショートカットで「これは"設定"で許可できます。」というアラートが表示された場合はこちら
  • Logseqのバージョンが0.7.5に上がったらフォーマットが崩れるのじゃないかと戦々恐々としていたが、幸いなことにそうならなかった。


備考

navigator.clipboard.writeText(t).then(function() {
  alert("クリップボードにコピーしました")
}, function() {
  alert("クリップボードにコピーできませんでした")
});


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