2020-04-27
新型コロナウイルス解析の少しは手助けになるかと、分散コンピューティングプロジェクトFolding@homeに参加した。
PC上で走らせているFolding@homeクライアントの状態を、iPhoneやiPadで確認できるアプリ「FAH Mobile Monitor Solo」。
同一LAN上でのリモートアクセスの設定の仕方が分かりづらく、忘れること必至なのでメモ。
前提: ブロードバンドモデム下のルーターは1つのみで、全てのデバイスがその直下にぶら下がっている。
※これはPCで走らせているFolding@homeの様子を見るアプリ。
iPhoneやiPad自体で分散コンピューティングをやるものは、→ こちら
Folding@homeを走らせているPCのホストネームと、LANのネットマスクの値を調べた
「Fing」というLAN内を調べるツールを使った。
PCのホストネームを調べた
Fingを起動し、ホームタブの「デバイスをスキャン」をタップしてスキャンした。
ホストネームとIPアドレスの一覧が表示された。
(例. nasneのホストネームとIPアドレス。左上の「nasne」がホストネーム)
Folding@homeを実行しているPCと思われるデバイスのHostnameをひかえた。
例 「abc-computer.lan」
こういうときにドツボにはまらないように、コンピューター名は半角英数字とせいぜい-
と_
だけで、それ以外の記号やスペースは含めないようにしておいた方が良いと思う。
Folding@homeクライアントの位置をHostnameではなくIPアドレスでFAH Mobile Monitor Soloに指定することもできるが、ルーターの電源を入れ直したときなどに、LAN内のデバイスのIPがDHCPで動的に割り振られて変わってしまう可能性があるので、Hostnameで指定することにした。
だが、例えばabc-computer.lanというホストネームがルーターの電源を入れ直したらABC-COMPUTERに変わってしまってつなげなかったりした。IPアドレスの方が良いのかも。変わってしまっても、末尾の数字を書き換えるだけで済むから。
LANのネットマスクの値を調べた
先ほどの「デバイスをスキャン」画面の「ネットワーク」タブの
一番下「ネットワーク セットアップ」のネットマスクの値をひかえた。
そもそも「ネットワーク セットアップ」項自体が表示されない場合は、右上の「更新」をタップして更新したら表示された。
Folding@homeクライアントのリモートアクセスの設定をした
Folding@homeクライアントを走らせているPCで、Folding@homeの「Advanced Control」を開き、
左上の「Configure」を開いた。
「Remote Access」タブを開いた。
Password
下手に設定して「Advanced Control」や「Web Control」から操作できなくなったら直すのも厄介なので、空欄のまま触らなかった。クワバラクワバラ。
Port
IP Address Restriction
「Allow」の「127.0.0.1」を消してしまうとFolding@homeを走らせているPCからアクセスできなくなる。もしかしたら、「Advanced Control」や「Web Control」からアクセスできなくなってしまうかもしれない。
なので残したまま、半角スペースで一文字空けて、先ほどひかえたネットマスクの値を入れた。
例
「Allow」「127.0.0.1 192.168.86.0/24」
「Deny」「0/0」
Passwordless IP Address Restriction
先ほどパスワードを設定しなかったので、ここでパスワード無しでもFolding@homeクライアントにアクセスできるアドレスの範囲を指定。
ルーターが外部からの余分なアクセスは弾いてくれるだろう。LAN内からのアクセスはOKとして、上記「 IP Address Restriction」の「Allow」と同じ範囲を設定してみた。
例
「Allow」「127.0.0.1 192.168.86.0/24」
「Deny」「0/0」
Advanced Controlの設定は以上。右下の「Save」をクリックして保存した。
設定を反映させるため、Folding@homeクライアントをポーズさせ(1)、タスクマネジャなどで処理が一時停止したのを確認した後、一度クライアントを終了(2)。
そして、再度クライアントを起動した。
FAH Mobile Monitor Soloを設定した
起動したら、「Setup」タブを開いた。
右上の「Edit」をタップして、
すぐ左の「+」をタップした。
「Folding@Home Clients」欄に新しいクライアントが追加された。
Client Name
適当な名前。用心して全角は使わず半角英数字にしておいた。
例 「my client」
Hostname/IP
ひかえておいたPCのホストネームを入れた。
例 「abc-computer.lan」
Port
触らず「36330」のまま。
Password
Advanced Controlの設定で不要にしたので、空欄のまま。
Active
オンになっていないと表示されないようなのでオンにした。
右上の「Save」をタップして前の画面に戻り、右上の「Done」。←このボタンがなかなか反応してくれない。
「Workout」タブを開いて5秒ほど経ったら、
進捗画面が表示された。
処理完了予定時刻が日本時間で表示されて分かりやすい。
2020-10-18
数週間前から、接続はされているようだが(接続されていないとWorkUnitタブのクライアント名が白色に変わってしまうはずだが、一応オレンジ色で表示されている)、データの受け取りができなくなったのか?何も表示されなくなった。
クライアントが吐き出すデータの仕様でも変わった?
2020-10-21
接続されているがデータが送られてこない問題は、Folding@Homeのソフトウェアを最新版にアップデートしたら直った。
Folding@Homeは自動アップデートも更新のお知らせも無いから、バージョンがかなり進んでいることに気付かなかった。(7.6.9 → 7.6.20)
受信できるようになったデータを見てみると、約1ヶ月間データが取れていなかったようだ。
iPhoneやiPad自体で動かす新型コロナウイルス関連分散コンピューティング
(Google翻訳)
(略)
DreamLab:Corona-Alプロジェクトは 従来のテスト方法に対する根本的に異なるアプローチ。 このプロジェクトは、一般大衆に支えられて、人工知能とアイドル状態のスマートフォンの処理能力を組み合わせて、既存の医薬品に含まれる新しい抗ウイルス成分の発見を加速し、食品中の抗ウイルス分子の探索を支援します。
コロナAlプロジェクトのこの初期段階では、研究者は、食品中の既存の薬物の最大2分子または薬物類似分子の組み合わせを、SARS-Cov-2を含むコロナウイルス株のホストウイルス相互作用群と比較してテストします。 現在のCOVID-19パンデミックについて。 たった10万人のユーザーでさえも、DreamLabスマートフォンネットワークは、標準のデスクトップコンピューターを使用して10年を必要とする時間でこのフェーズからデータを処理できるスーパーコンピューターの総合力を持っています。
(略)
これのプロジェクト「corona-AI(Phase 1)」。
コロナウイルス(COVID-19)の急速な蔓延は、人の健康と世界経済に多大な有害な影響を与えており、発生との闘いを助けるための医学的および栄養的介入の緊急の必要性をもたらしています。
既存の薬物の新しい適応症や代替用途を見つけることは、この感染症を治療するための特定の医薬品を開発するための、遅くて費用のかかるプロセスを回避する魅力的な方法です。 人間の食事は、薬物との相互作用によって、またはそれ自体が「薬」として作用することによって、ウイルス性疾患の予防と治療の両方に役割を果たすことが示されている分子が豊富です。 ただし、単一の薬物または食品成分の影響を調査することに関わる従来の実用性は、この危機に影響を与えるには時間がかかりすぎます。
DreamLab Corona-Alプロジェクトを利用したDreamlab Corona-Alプロジェクトは、人工知能とアイドル状態のスマートフォンの処理能力を組み合わせて、既存の医薬品に含まれる新しい抗ウイルス成分の発見を加速し、食品中の抗ウイルス分子の探索を支援します。 一緒に、私たちはコロナウイルスと戦うのを助けることができます。
2020-09-21