以前、journalsフォルダ内に重複ファイルがよく発生していた。
より安定した同期手段として、GitHubを使ったもの(これを「同期」と呼んで良いのかは知らないが)もある。
あまり容量を食わないテキストだけの使い方ならそれでも良いだろう。
(こことは別件のGitHubアカウントを8年前に作ったが、使うシチュエーションが無かった。)
しかし、多くの写真や、将来モバイルアプリがPDFに対応したら(オフィシャルの同期サポートの後らしい)それも大量に保存したいので残念ながら使えない。
オフィシャルの有料同期の話もあるが、「iCloud+」と「オフィシャルの有料同期」の両方に二重に課金するのは避けたい。(iCloud+を解約するつもりは無い。)
iCloudだけでどうにかならないかと色々と試行錯誤してきたが、この方法(1と2-1, 2-2の両方)に変えてからは問題は発生していない。
1. 以前、Discordに書かれていたショートカットを、オートメーションで1時間おきに実行
https://www.icloud.com/shortcuts/8bcba6316c2944ceb9e5a127f312b49b
2-1. 操作を終える側のデバイスでは、Logseqを閉じた後、「ファイル」アプリを開いて新規作成/編集したファイルがiCloudにアップロード完了していることを確認
ファイルに破線の雲マークが付いていたらまだアップロードが完了していない。アップロードされるまで待つ。
いつまで経ってもアップロードされない場合は、Logseqアプリを開いて該当ファイルの適当な箇所にスペースや改行を挿入してファイルに変更を加えて、iCloudにアップロードが必要であることを再認識させる。
ここから先はやり過ぎの感もあるが、更にjournalsフォルダ内のファイルの最終変更日一覧のテキストをDropboxに保存。
2-2. 操作を受け継ぐ側のデバイスでは、「ファイル」アプリを開いて全てのファイルがiCloudからダウンロードされていることを確認
ファイルに雲に下向き矢印のマークが付いていたらまだダウンロードが完了しない。待っているなり、そのマークをタップしてダウンロードを完了させる。
ここから先はやり過ぎの感もあるが、Dropboxからjournalsフォルダ内のファイルの最終変更日一覧のテキストをダウンロードして、手元のjournalsフォルダ内のファイルの最終変更日一覧と比較。一致するときのみLogseqアプリを起動させる。
それ用のショートカット
上記2-1用
LS→DBbと、そのショートカットを開くショートカットLS→DB(ホーム画面から「LS→DBb」を実行すると、ファイルアプリからショートカットに戻るリンクが表示されないので)。
上記2-2用
DB→LSbと、そのショートカットを開くショートカットDB→LS(ホーム画面から「DB→LSb」を実行すると、ファイルアプリからショートカットに戻るリンクが表示されないので)。
ホーム画面からショートカットを実行すると、ファイルアプリからショートカットに戻るリンクが表示されない。残念ながらiPadOS 16でも修正されていない(iPadOSはまだ最新版が15.7だった)。(iOS 16へは、16にまだ対応しきれていないアプリを利用しているのでアップデートしていない)
まぁ、1はおまじない程度で、多分2-1, 2-2のファイルアプリでの目視確認だけで十分なんだろうけど1。ただ、それでも煩わしいことに変わりはない。自動セーブが当たり前の時代にセーブ操作を強いるような……先祖返り感。
お手軽iCloudでさえこれだから、これ以外の同期手段の使用、正直どうなんだろう? バージョン管理とかのプラスアルファの機能(というか、それがそのサービスの本来の存在する理由か)も目的ならまだしも、同期のためだけだと相当ストレスなのでは?(Windowsが絡むとそうも言ってはいられないだろうが)
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いつもファイルアプリ/ファインダーで同期の目視確認していたのに、ついうっかりそれを飛ばしてLogseqを起動してしまって、その日に入力した内容を全部失ったという内容のDiscordの書き込みを見たことがある。Logseq起動の直前に必ずファイルアプリを起動する仕組みは必須だろう。↩