Drafts 4の公開が終了してしまったので、この方法は、Drafts 4を以前購入したことのある人しか使えなくなってしまった。
残念。
Drafts5からScrapboxに書き込むアクションは、倉下氏がプログラミングで実現されていた。
結構需要がありそうな件。
こちらでは別方向からのアプローチとして、ノンプログラミングでやる方法を紹介しておきます。(曜日表示が必要なときのみ、やむをえず1行のScriptステップが必要ですが)
二つの方法の違いは、スクリプトの使えるアプリを使うか?、それとも、ショートカットアプリを使うか?の違いに似ています。
プログラミングでやる方は、処理の自由度が高いので細かいところまで自分仕様に煮詰めていくことできますが、Javascriptの知識が要ります。
こちらの方は、簡単に作れますが自由度はあまり高くありません。
どちらも一長一短です。
こちらの方法を要約すると、
「無料開放になったDrafts 4でアクションを作り、それをDrafts 5にMigrateする」
となります。
では、作っていきます。
まず、Drafts 4で、
このアクションを最初に実行すると、
こんなではなく、書き込み日時くらいは欲しいし、書き込みと書き込みの間に隙間くらいは欲しいという場合は、
書き換えたURLで投稿すると、
さてアクションも動いたことですし、Drafts 5にMigrateしたいところですが、その前にやることがあります。
アクションはいずれかのグループに入っていないとMigrateされないようなので、今作ったアクションをグループに入れます。
いよいよDrafts 5にMigrateします。Drafts 5を起動し、
すると、
追記ではなく、新しいページを作りたい場合は
曜日を入れたいときは、
スクリプトの内容は、
draft.defineTag('DofW', ['日','月','火','水','木','金','土'][new Date().getDay()])
それを反映したURLステップは、
日付をタイトルにしたページを作り、それに追記していきたい場合は、
IFTTTやショートカットアプリのレシピ作成に似た感じだったではないでしょうか。
以上、無理版の範囲内でできることを書きました。
Drafts Proを継続課金している場合は、たぶん、ここに書いたDrafts 4上でのアクションの作成と同じような操作で、Drafts 5上でアクションが作成できるのではないでしょうか。
X-CallbackでScrapboxを呼び出し*1に関しては、
作者のTweet
IFTTT等からscrapboxへ自動投稿する入り口が無いのは意図的な物です。私はゴミ捨て場と呼んでいますhttps://t.co/THoJh2ZwVO
— Sho Hashimoto (@shokai) 2018年8月14日
読まずに書けてしまう機能を実装してはならない
このような哲学の元にScrapboxは作られているので、自動書き込みを助長するX-Callbackで呼ばれ戻す仕組みの実装の有無は……たぶん想像される通りじゃないでしょうか。
結果的に、この制限下でやれる範囲内では、書きっぱなしは許されず、必ず自分が書き込んだり追記した内容と「向き合わないと」終われない。「読んだよ」を表す「完了」や「戻る」ボタン押下を省略できないと。
もしかしたらScrapboxのUserScriptで、
- 書き込みが完了した事を確認でき
- x-successパラメータに書かれたURLに跳ぶことが可能
だったらできるのかもしれないけど。